世界の製薬会社が2000年以降、大きく変動し、吸収・合併により超大型企業になっている。
なぜ? 大きな製薬会社が合併しなくていいのでは? という疑問もある。
最近、「ピカ新」と言われる大型医薬品の発売がありません。
新薬の開発には莫大な費用がかかるため、売上げが少なければ利益も出ない。
各製薬会社とも同じような悩みを抱えているのです。
そこで合併により人件費・経費の削減をして、利益を少しでも開発にまわしたい。
反対に、新薬の開発は非常に難しいと判断し、ジェネリック医薬品に転向する
企業もある。ジェネリック医薬品は、薬価は安いが原材料と営業経費が主で、
開発にかかる莫大な費用は必要ありません。しかも既に発売されていることから
マーケットの大きさも把握できています。
今後、まだまだ日本の薬業界は変わっていくでしょう。
これだけ合併があるにもかかわらず、製薬会社(特に外資系)の求人が
多くあります。臨床開発に関する職種は相変わらず人手不足なのです。
臨床開発でスキルアップを考えている方にはチャンスなのかも知れませんね。
スキルアップをお考えの方、お待ちしております。
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