思想の話ではないです。
私は左利きなのですが、英語で左利きは『lefty』なんすね。『southpaw(サウスポー)』は「野球やボクシングなどのスポーツ競技における選手や、楽器演奏者の左利きのこと」とWikipediaに載ってました。私ピンクのサウスポー。
イヤ、ピンクのサウスポーについて語りたいわけではなく、私は「後天性左右判別不能症」なのであるというお話なのです。平たく言うととっさに「右にあるものとって」とか言われるとパニックになります。よく解んないんです。右左。
そもそも事の発端は私が左利きだった事に何ら感心がなかった両親のせいなんです。ずっと「お箸が右、お茶碗が左」と仕込まれていて疑うことなく育っていたんですが、小学生5年生の頃、級友に「ぎっちょやん(高松弁)」と言われ、「ぎっちょやん?おてもやんみたいなもの?」知らなかった私。言葉も実状も。自分の事ですら。
その時「じゃあお箸を持っているのは通常右手なんだけど私の場合ぎっちょやんだから左手なのね」と納得はしたのですが「左手でお箸とお茶碗一緒に持ってるの?持ってないの?なんなの?」アレな子だったんですな。かわいそうな子だった訳です。
で、結局今もすっきりしないままです。三つ子の魂です。イヤ、「お茶碗お箸」のくだりは全然理解できてますよ。ただとっさに言われるとねえ。免許取るとき本当に苦労しました。フットサルの審判をバイトでやったときなんて開始2分で向いてないな、と諦めました。
「そちらから見て向かって左ね」とか言われるとさっぱり。もう広い意味で真中ら辺てことで良いんじゃねえかなとささくれ立ちますのであんまりそういう事を私に向かって言わないで下さい。
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